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QNXとQualcomm、車載システムで協業

QNXとQualcomm、自動車向けSnapdragonソリューションによる初の車載インフォテイメント システムを発表

2014 CESにて、パワフルな車載グラフィックス、動画、ワイヤレス機能を展示

2014年1月7日ラスベガス2014 International CES (ノースホール、ブース536)- 車載エレクトロニクス向けソフトウエア プラットフォームのグローバル リーダーである QNX Software Systems Limited (本社:カナダ、オンタリオ州オタワ)と、Qualcomm Incorporated (NASDAQ: QCOM) は、完全子会社であるQualcomm Technologies, Incを通じ、Snapdragon™ Automotive Solutionsの高性能ビデオおよびグラフィックス機能のサポートを、インフォテイメント向けQNX CAR™ プラットフォーム(QNX CAR™ Platform for Infotainment)で実装していくことを発表しました。QNX CARは、コネクティビティを備えたインフォテイメント システム構築のための総合的なスタンダード ベースのソリューションです。

これはSnapdragon Automotive Solutionsの完全な自動車向け実装としては初めてのものとなり、ラスベガス コンベンション センターで1月7日から10日まで開催される2014 International CESにて、Jeep Wranglerを特別に改造したQNX®リファレンス車両内でデモが公開されます(ノースホール、ブース番号536)。

Snapdragon Automotive Solutions には、高解像度の最新グラフィックスとHMI、顔認識、ジェスチャ認識、音声認識、高品質オーディオ処理および画像ステッチング、複数HDディスプレイおよびカメラなどをサポートするQualcomm® Snapdragon 602Aアプリケーション プロセッサが含まれています。Qualcomm Gobi™ 3G/4G LTEモデムは業界標準のマルチモード モバイル コネクティビティを提供、そしてQualcomm VIVEは最新の車載向けWi-Fi® および Bluetooth® コネクティビティを追加します。このパワフルな組み合わせは、複雑なユーザー アプリケーションから拡張3Dナビゲーション、後部座席用3Dゲームまで、次世代のコネクテッド インフォテイメント エクスペリエンスを可能にします。CESの QNX リファレンス車両では、デジタル クラスタとインフォテイメント向けQNX CARプラットフォームをベースとしたマルチメディア ヘッドユニットでSnapdragon Automotive Solutionsを使用しており、ヘッドユニット アプリケーションには 最新3Dマップ、自然な音声認識、ジオロケーション、無線(OTA)ソフトウエア アップデート、クラウド ベースの車両データ分析機能などが含まれています。

「モバイル通信とアプリケーション プロセッサにおけるQualcomm Technologiesの実績と、QNX Software SystemsによるAndroid、OpenGL ES、HTML5などのモバイル アプリケーション環境に対する幅広いサポートにより、自動車メーカーは、複数のモデル ラインでモバイル スペースの多様なアプリケーションを実装でき、エンドユーザーにとって画期的なインターネット対応インフォテイメント機能とエクスペリエンスを提供できることになります」と、Qualcomm Technologies, Inc製品管理部門バイスプレジデントであるNakul Duggal氏は述べています。

「Qualcomm Technologiesが車載インフォテイメント市場に参入するにあたり、同社と協業できることを嬉しく思っています」と、QNX Software Systems の営業マーケティング部門バイスプレジデントであるDerek Kuhnは述べています。「Qualcomm Snapdragon 602Aプロセッサは、集積度が高く、自動車企業における顕著なコスト削減を支援することができ、また、インフォテイメント向けQNX CARプラットフォームのグラフィックスとHMIにおける豊富な機能を活用することができます。」

QNX Software Systems は、世界中で数千万台におよぶ車載システムにソフトウエア技術をライセンスしており、3D ナビゲーション システム、マルチメディア ヘッドユニット、デジタル計器クラスタ、コネクティビティモジュール、ハンズフリー システムなどで実績があります。同社のインフォテイメント向けQNX CARプラットフォームは、インテグレーション済みの複数テクノロジのユニークなセットを提供し、コネクティビティを備えたメディアリッチなインフォテイメント システムの開発工数削減に寄与し、市場展開までの時間を短縮します。このプラットフォームはまた、非常に柔軟性が高く、アプリケーション環境、スマートフォン プラットフォーム、ユーザー インターフェイス技術、コネクティビティ規格において、お客様に豊富な選択肢を提供します。

QNX Software Systemsについて

QNX Software Systems Limitedは、BlackBerry® (NASDAQ: BBRY; TSX: BB)  の子会社であり、ネットワーク対応組込みシステム市場向けのオペレーティング システム、開発ツール、プロフェッショナルサービスのリーダー的ベンダです。アウディ、シスコ、ゼネラル エレクトリック、ロッキード、シーメンスといった世界的リーダーが、車載インフォテイメントユニット、ネットワーク ルーター、医療機器、産業制御、警備防衛システムなど、時には人命に関わるような基幹アプリケーションで QNX の技術に依存しています。1980年に設立されたQNX Software Systemsは、カナダのオタワ市に本社を置き、世界100ヶ国以上に製品を出荷しています。詳しい情報は、www.qnx.co.jpwww.facebook.com/QnxJapanFriendly をご覧ください。同社の自動車関連事業については、qnxauto.blogspot.comもご覧ください。

Qualcommについて

Qualcomm Incorporated (NASDAQ: QCOM)は、3G、4Gおよび次世代ワイヤレス技術の世界的リーダーです。Qualcomm Incorporatedには、Qualcommのライセンシング部門であるQTL、および、特許ポートフォリオの大部分が帰属します。Qualcomm Incorporatedの完全子会社であるQualcomm Technologies, Inc.は、同社の子会社とともにQualcommのエンジニアリング、研究開発機能の実質上すべて、およびQualcommの半導体事業であるQCTを含む実質上すべての製品とサービスに関する事業を行っています。25年以上にわたり、Qualcommのアイデアと発明はデジタル通信の進化を先導し、あらゆる場所における人々と情報、エンターテイメントを相互に結びつけてきました。詳しくは、Qualcommのウェブサイト、OnQブログ、Twitter、Facebook ページをご覧ください。


詳細情報 お問い合わせ
Web: www.qnx.co.jp
Email: info@qnx.com
(株)トークス
(日本でのQNX広報代理店)
担当: 坂本、菅野
03-3261-7715(代)
sakamoto.m@pr-tocs.co.jp
片岡直子
QNX ソフトウエア システムズ広報担当
+1 613 591-0931
naoko@qnx.com


©2014 QNX Software Systems Limited。QNXおよびQNX CARは、BlackBerry Limitedの商標であり、特定の地域で登録および/または使用され、また、QNX Software Systems Limitedの許諾のもと使用されます。その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。 QNX Software Systems Limited(「QSS」)はBlackBerry Limitedの子会社です。このニュースリリースにおける「将来予測に関する記述」は、1995年米国民事証券訴訟改革法(the U.S. Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバー(safe harbor)」条項および適用のあるカナダ証券法に基づき記載されています。このニュースリリースにおいて、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「見積もる(estimate)」、「かもしれない(may)」、「予定である(will)」、「すべきである(should)」、「意向である(intend)」、「信じる(believe)」などの用語および同様の表現が使用されている場合には、「将来予想に関する記述」であることを意味しています。「将来予測に関する記述」は、QSSが、自らの経験、過去の動向、現在の状況および予想される将来の動向についての認識、ならびにその状況において適当であるとQSSが考えるその他の要素を考慮して行う予測および仮定に基づきます。様々な事情により、実際のQSSの結果、実績または業績は、「将来予測に関する記述」における明文や示唆(Annual Report on Form 40-F(この写しはwww.sedar.comまたはwww.sec.govで入手することができます。)に含まれるブラックベリーの「Annual Information Form」の「Risk Factors」の項目に記載されているものを含みます。)と大きく異なることがあります。これらの要素は慎重に検討されるべきであり、読者はQSSの「将来予測に関する記述」に過度に依拠すべきではありません。ブラックベリーおよびQSSは、法律により義務づけられる場合を除き、新たな情報や将来の出来事等によるか否かを問わず、「将来予測に関する記述」を更新または修正することを意図しておらず、その義務を負うものではありません。QSSは、第三者の商品またはサービスのいずれについても責任を負わず、いかなる義務も負わず、いかなる表明、保証、承認も行いません。