セキュリティ&軍事
防衛およびセキュリティ アプリケーションは、本質的にミッションクリティカルなものであり、アプリケーションが稼動するプラットフォームのセキュリティと信頼性には人命がかかっています。30 年以上に渡る現場への実装で鍛えられた、実績あるテクノロジに基づく最高レベルの信頼性と耐障害性は、こうしたシステムに最適の選択となります。
QNX が選ばれる理由
QNX ソフトウエア システムズは、30 年以上にわたり政府の防衛部門と安全保障機関にリアルタイム OS 技術を提供しています。政府の請負業者によって、高度でセキュリティに優れた、ミッション クリティカルなリアルタイム システムが開発されています。
お客様にとっての利点
- POSIX 認定 API(PSE52 Realtime Controller 1003.13-2003)でソフトウエアを最大限に再利用/相互運用
- アダプティブ タイム パーティショニングにより脅威をブロックし CPU 使用率を最大化
- 適切にパーティショニングされたモジュール方式のシステムでソフトウエア エラーの検出、分離、修復が容易
- 業界で最も成熟した組み込みマルチコアのサポートによりスロット数を減少
- コモンクライテリア認定を受けた唯一の RTOS(EAL 4+)を利用してマルチコア プロセッサに SMP を実装
- ハイ アベイラビリティ フレームワークおよび現場でのダイナミック アップグレードによりシステム アベイラビリティを最大化
- Eclipse ベースのコードカバレッジ、メモリ分析、システム プロファイリング、およびアプリケーション プロファイリング ツールにより、コーディング エラーを除去およびリソース利用を最大化
- 業界標準の 2D/3D グラフィックスによりマルチレイヤおよびマルチヘッドのビジュアル ディスプレイ システムを作成
- 世界的に有名な防衛関連サプライヤと協力(QNX Neutrino RTOS: #0033857、ケージ コード 3AD83)
防衛およびセキュリティ アプリケーション/プラットフォームは、他の分野と異なり多くの課題に直面しています。人命がしばしば危機にさらされる環境においては、システムが確実に動作することだけでなく、苛酷な条件と外部からの持続的な悪意のある攻撃に耐えられるようにすることが必須です。このような攻撃を受けたときに、アプリケーションとシステムは、自動的にエラーを検出、抑制、修復できなければなりません。
QNX® ソフトウエア システムズは、最高レベルの信頼性と拡張性を備えた RTOS、業界トップのマルチコア プロセッサのサポート、ハイ アベイラビリティ フレームワーク、および包括的な Eclipse ベースのツール チェーンを提供し、ミッションクリティカルな環境におけるアプリケーション ソフトウエア システムのセキュリティを確保します。
ツール
統合開発環境(IDE)
マルチプロセッシング対応を前提に構築された、受賞歴を誇る QNX® Momentics® ツール スイートは、リアルタイム開発に対応した業界最新式の IDE です。コードの開発、デバッグ、最適化を行うすべての分野のツールを提供し、シングルコアおよびマルチコア環境のどちらにも適しています。
マルチコアベースの開発向けに、QNX Momentics ツール スイートは、並列処理を実行するアプリケーション プロファイラ、およびスレッドレベルのタイミングと IPC に対する全面的な可視性が得られる独自のシステム プロファイラを提供します。
参照: QNX Momentics ツール スイート、QNX マルチコア テクノロジ
OS サービス
ハイ アベイラビリティ
信頼性において、QNX® Neutrino® に勝る RTOS は他にありません。 QNX ソフトウエア システムズではアベイラビリティをさらに向上させるために、ハイ アベイラビリティ フレームワークを提供しています。開発者はこのフレームワークを使用して、システムのリブートを必要としない障害回復シナリオを構築することができます。
参照: QNX Neutrino RTOS ハイ アベイラビリティ(ハイ アベイラビリティ タブをクリック)
コア OS
コア オペレーティング システム
QNX Neutrino RTOS は、最も厳しい信頼性要件と性能要件を満たすように特別に設計されています。マイクロカーネル アーキテクチャでは、十分にテストされた小型のカーネルにコア機能のみを組み込み、ドライバ、ネットワーク スタック、およびその他のサービスはカーネルの外側でメモリ保護された領域に配置しています。これにより、ミッションクリティカルな信頼性の理想的な基盤が構築されています。
マルチコア
制約のある厳しい環境で最大限の処理能力を提供するべく、QNX ソフトウエア システムズでは 10 年以上の間、マルチプロセッシングの個別的な実装をサポートしてきました。QNX マルチコア テクノロジは、現在多くの生産プログラムに採用され、最も要件の厳しいアプリケーションでの使用に耐えられるように強化されています。同様に、QNX Momentics ツール スイートも、マルチプロセシングへの対応を前提に開発されています。このツール スイートは、現在利用できるマルチコア開発環境の中で最も洗練されています。
参照: QNX マルチコア テクノロジ
アダプティブ パーティショニング
QNX アダプティブ パーティショニング テクノロジは、定義したパーティションに対して CPU リソースを保証する独自の方法であり、システムのすべての要素が重要なリソースに確実にアクセスできるようにします。ただし、固定パーティショニングとは異なり、他に使用できる処理サイクルがある場合、パーティションに定義された最小バジェットを超えて処理サイクルを使用することができます。これにより、システムは CPU 時間を最大にすることができ、同時に DoS 攻撃の防御や、ランナウェイ CLI の阻止などの、ハイ アベイラビリティが保証されます。
参照: QNX Neutrino RTOS アダプティブ パーティショニング(パーティショニング タブをクリック)
安全性、セキュリティ、そして信頼性 - これらは QNX 技術の核心を成すものであり、また、多くのミッションクリティカルなシステムに不可欠な、規格認証の基盤でもあります。 QNX ソフトウエア システムズは、セキュリティおよび防衛関連市場におけるこれらの認証の重要性を認識しています。こうした認識の上で、多数の QNX テクノロジが、開発中のほかのテクノロジと共に重要な工業規格で認可されています。
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ISO 9001:2008QNX の管理システムは、国際的に認知されている ISO 9001:2008 規格の認可を取得しています。ISO は、顧客の要件を満たし、満足度を向上させる能力の保証を提供する国際規格として確立されています。監査では、QNX ソフトウエアの設計& 開発のプロセスとシステム、および関連サポート サービスが評価され、認可が行われました。 ISO は、自発的でコンセンサスベースの国際規格を開発するグローバル リーダーです。現在、16,500 を超える ISO 規格および関連文書があり、最新の製品、サービス、プロセス、資材、システム、優れた準拠評価および管理組織慣行の要件を規定しています。 |
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IEC 61508 安全度水準 3(SIL 3)QNX Neutrino RTOS セーフ カーネルは、国際電気標準会議(IEC)規格 61508 安全度水準 3(SIL3)認可を取得しました。IEC 61508 は、電子システムの機能安全性に関する国際規格です。輸送、エネルギー生成、プロセス制御、およびその他の産業のセーフティ クリティカルなシステムで使用する際に、高度な信頼性とリスク低減を実現します。IEC 61508 の認可には、独立認可団体による統計的な評価が行われます。 |
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コモン クライテリア ISO/IEC 15408 評価保証レベル(EAL) 4+QNX Neutrino RTOS セキュア カーネルは、コモン クライテリア ISO/IEC 15408 評価保証レベル(EAL) 4+ の厳しい要件に準拠しています。評価対象(TOE)には、成熟した QNX Neutrino OS カーネルだけでなく、マルチコア(対称型および限定型マルチプロセシング)およびセキュア パーティショニング テクノロジも含まれています。EAL 4+ 認可は、申請されたセキュリティ パラメータが Canadian Security Agency - CSE (カナダ安全保障庁)の独立ラボによって系統的に検証されたことを保証し、QNX Neutrino セキュア カーネルが EAL 4 の保証要件を上回ることを意味します。 コモン クライテリア(Common Criteria for Information Technology Security Evaluation) 、すなわち情報技術セキュリティ評価基準は、米国政府、カナダ、その他 23 カ 国が合意する国際規格であり、セキュリティ機能、セキュリティ保証、およびセキュリティ評価の基準を確立するものです。 |
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POSIX PSE52 リアルタイム コントローラ 1003.13-2003QNX® Neutrino® RTOS は、「POSIX: Certified by the IEEE and The Open Group」プログラムのもと、POSIX PSE52 リアルタイム コントローラ 1003.13-2003 システム製品規格への準拠が認可されています。このため、QNX を採用する企業や官公庁は、軍事、ネットワ ーキング、医療、自動車など幅広いシステムで必要なリアルタイム性とコード ポータビリティの両方を利用することができます。PSE52 規格でカバーされている機能に加え、QNX Neutrino は、その他 POSIX 1003.1 コマンド、ユーティリティ、プログラミング インターフェイスを数多くサポートしています。 POSIX PSE52 認可の取得はまた、米国国防省 JTRS(共同戦術無線システム)プログラムなどのソフトウエア無線(SDR)市場に QNX ソフトウエア システムズが深く関わっていることを示しています。PSE52 は、JTRS が義務付ける操作互換性規格であるソフトウエア通信アーキテ クチャ(SCA)の基盤でもあります。 |
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OpenGL ESQNX ソフトウエア システムズは、OpenGL ES 規格の認可を取得しています。OpenGL® ES は、組み込みシステムにおけるフルスクリーン 2D および 3D グラフィックス向けクロス プラットフォーム API です。QNX はまた、Khronos Group の一員として貢献しています。Khronos Group は、多様なプラットフォームおよびデバイスでダイナミック メディアを再生できるようにするオープン スタンダード API 開発を主眼とした業界協議会です。QNX は、OpenGL® ES および OpenVG™ プロジェクトで積極的に活動しています。これらのプロジェクトは、車載コンピューティング デバイス、カジノゲーム アプリケ ーション、産業制御システム、その他多様な組み込みプラットフォーム での 3D および 2D グラフィックス アクセラレーションを目指すものです。 |
参照: 規格と認可
QNX ソフトウエア システムズは、防衛およびセキュリティ部門の主要なソリューション プロバイダとのパートナーシップを確立しています。各企業のコア コンピタンスを活用し、協力しながら統合済み実装をサポートすることで、ミッションクリティカルなシステムの開発者は、パートナーの単なる総和を超えた最高クラスのソリューションの恩恵を受けることができます。
シリコン:ボード:
グラフィックス技術:
ツール:
Bluetooth:
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IDB 1394:音声技術:
データベース:
CORBA:802.11:Java:
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参照: お客様企業一覧
QNX プロフェッショナル サービスは、深い専門知識と、セキュリティおよび防衛産業において実績のある多くのベスト プラクティスを有しています。QNX では、市場投入の迅速化、開発コストの削減、およびセーフティ クリティカルな認証取得時のリスク低減に役立つよう特別に設計されたエンジニアリング サービスを提供しています。また、製品の信頼性を最大限に高める幅広いサービスを提供しています。
IEC61508 認可支援
IEC 61508 では、電気/電子/プログラマブルな電子安全関連系の機能安全性を規定しています。IEC61508 認証は、オートメーションおよびプロセス制御産業において広く採用されています。一方、この認証は安全性と信頼性が重要である防衛アプリケーションにとっても、適切な基準となっています。IEC61508 安全度水準 3(SIL3)の認可を受けるには、膨大な時間と労力がかかります。 QNX のプロフェショナル サービス部門では、IEC 61508 認定支援サービスによってスムーズな認定を支援しています。QNX 対応のハードウエア プラットフォームにある既存の PIU(proven-in-use)データと IEC61508 文書パッケージを活用して、認証までの時間を短縮し、システム レベルでコストを削減する最適なソリューションを提供します。
QNX セキュア カーネル拡張サービス
QNX では、2009 年 3 月に QNX Neutrino RTOS 6.4 をベースにした QNX Neutrino RTOS セキュア カーネルを発表しました。コモン クライテリア ISO/IEC15408 評価保証レベル 4+(EAL 4+)の厳しいセキュリティ要件で認定されているこのバージョンには、2 つのハードウエア プラットフォーム(x86 SMP および ARMLE)が含まれています。 QNX は顧客基盤の多様性に基づき、QNX Neutrino RTOS の他のバージョンで同じ認定の取得、成功に欠かせない重要なモジュールへの認定の範囲の拡張、認定への新しいハードウエア プラットフォームの組み込みなど幅広いサービスを提供しています。
米国陸軍、NASA、BAE システムズ、ハリス、ロッキード マーチン、米海軍海中戦センター、ボーイングなどの組織が、次のような同じ厳しい要件を共有する幅広いプロジェクトで QNX と契約しています。ミッションクリティカルなシステムの例:
- 無人機制御システム
- 戦車の動きをトラッキングする音響センサー
- JTRS 無線軍用ラジオ
- 大容量データ ラジオ
- 自動無人潜水機
- 対戦車兵器の誘導システム
- 航空宇宙アプリケーション用組み込みコントローラ
- 地上部隊用の着用型 GPS/通信システム
- トランスポンダ着陸システム
- 軍事気象衛星テスト ベッド






