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QNX Wireless Framework、スマートフォンレベルの接続を組み込みシステムに提供

QNXの最新イノベーションは、セルラーとWi-Fiの迅速な統合を実現し、 組み込みシステムアプリケーションの製品化期間を短縮します。

ニュルンベルク「Embedded World 2015」、2月24日—BlackBerry Limitedの子会社であるQNX Software Systems Limitedは本日、組み込みシステム開発者がソフトウェアアプリケーションを修正したり、その実行方法を変更する必要を伴わずにセルラーやWi-Fi®ハードウェアの仕様変更を可能とする完全なソフトウェアソリューション「QNX® Wireless Framework」を発表しました。

組み込みシステムのモデム技術は急速に進化し、最新のセルラーやWi-Fi通信を、柔軟に、かつ短時間にサポートできるシステム設計を必要としています。QNX Wireless Frameworkは、基礎となるセルラーないしWi-Fiのモジュールまたはチップセットが何であっても、簡単に使える一貫したアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を使用することで、この需要に応えます。このAPIは、複雑なモデム制御を管理することで、現代の医療機器、産業機械向けコントローラおよび車載インフォテインメントユニットのシステム設計を簡素化します。さらに、QNX Wireless Frameworkは、各業界に固有で便利なさまざまなアプリケーションを実現する、豊富な機能セットも提供します。

QNX Software Systemsの製品管理部長であるGrant Courvilleは次のように述べています。「QNX Wireless Frameworkは、高度なキャリアグレードのモバイル製品の構築における経験が数百人年に及ぶモバイルワイヤレスの専門家チームによって開発されました。私たちの最新のイノベーションにより、開発者の皆さんは、数百万台のBlackBerryデバイスにすでに導入され、世界で数百のキャリアによりサポートされている最高級のスマートフォングレードの技術を経験できますし、この接続性を構築した組み込みシステムに簡単に適用することができるようになります。」

QNX Wireless Frameworkは非常に柔軟性が高く、お客様に対して、Gemalto、Sierra Wireless、Telit Wireless Solutionsおよびu-blox AGといった主要ベンダー製のセルラーおよびWi-Fiモジュールに、組み込み済みのサポートを提供します。。これらのベンダーの売上を総計すると、モジュール市場の半分以上を占めています(Strategy Analytics『Cellular M2M OEM Module Vendor Market Share 2005-2014』)。

GemaltoのM2M担当シニアバイスプレジデントであるNorbert Muhrer氏は、次のように述べています。「毎日、数千台の新しいデバイスがインターネットに接続され、私たちの生活、仕事、娯楽に変化と改善をもたらしています。つながった世界によってイノベーションが加速される中、GemaltoのセキュリティソリューションおよびCinterionポートフォリオは、mHealth、自動車およびスマートエネルギープログラムの推進に貢献しています。私たちは、QNX Software Systemsと協力できることを喜ばしく思っています。QNX Software Systemsのソフトウェアソリューションにおける豊富な実績と、当社のM2Mポートフォリオを組み合わせれば、組み込みデバイスの安全な接続を拡張していけます。私たちは、コネクテッドテクノロジーに新世代の到来を告げるQNX Wireless Frameworkをサポートすることを楽しみにしています。」

u-blox AGの共同創設者で、ワイヤレス製品開発担当エグゼクティブバイスプレジデントであるAndreas Thiel氏は、次のように述べています。「u-bloxと同様に自動車、産業および医療市場における確固としたリーダーであるQNX Wireless Frameworkをサポートできるチャンスは非常に魅力的です。当社のワイヤレス通信およびモジュールと、QNX Wireless Frameworkに盛り込まれた革新的技術を組み合わせることを楽しみにしています。」

リリース時期

特定のカスタマーが既にQNX Wireless Framework 1.0をご利用になっています。一般向けリリースは2015年第2四半期を予定しています。

QNX Software Systems について

QNX Software Systems Limited は、BlackBerry Limitedの子会社であり、コネクティビティに対応する組み込みシステム市場向けのオペレーティング システム、ミドルウエア、開発ツール、プロフェッショナル サービスのリーディング ベンダーです。Audi、Siemens、General Electric、Cisco、Lockheed Martinといった世界的リーダーが、車載エレクトロニクス、医療機器、産業制御、ネットワーク ルーターなど、時には人命に関わるような基幹アプリケーションでQNXの技術に依存しています。詳しい情報は、www.qnx.co.jpwww.facebook.com/QnxJapanFriendly をご覧ください。同社の自動車関連事業については、qnxauto.blogspot.com もご覧ください。

モバイル通信のグローバル リーダーであるBlackBerry (NASDAQ:BBRY; TSX:BB) は、1999年のBlackBerryスマートフォンの発売によってモバイル業界に革命をもたらしました。現在、BlackBerryは、常にモバイル体験の境界を拡大し続けることで、世界中で数百万人にのぼるユーザーにとって、成功のインスピレーションとなることを目標にしています。1984年にカナダ、オンタリオ州ウォータールーで設立され、現在、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカで事業を展開しています。

モバイル通信のグローバル リーダーであるBlackBerry (NASDAQ:BBRY; TSX:BB) は、1999年のBlackBerryスマートフォンの発売によってモバイル業界に革命をもたらしました。現在、BlackBerryは、モバイル体験の限界を超え続け、世界中で数百万人にのぼるユーザーにとって、成功のインスピレーションとなることを目標にしています。1984年にカナダ、オンタリオ州ウォータールーで設立され、現在、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカで事業を展開しています。

詳細情報 QNX 広報担当 (株)トークス
ウェブサイト: www.qnx.com
Eメール: info@qnx.com
Paul Leroux
QNX Software Systems
+1 613-591-0931
paull@qnx.com
(日本でのQNX広報代理店)
担当: 坂本、菅野
03-3261-7715(代)
sakamoto.m@pr-tocs.co.jp



©2015 QNX Software Systems Limited。QNX、QNX CAR、Momentics、Neutrino、AviageおよびBlackBerryは、BlackBerry Limitedの商標であり、特定の地域で登録および/または使用され、また、QNX Software Systems Limitedの許諾のもと使用されます。その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

QNX Software Systems Limited(「QSS」)はBlackBerry Limitedの子会社です。このニュースリリースにおける「将来予測に関する記述」は、1995年米国民事証券訴訟改革法(the U.S. Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバー(safe harbor)」条項および適用のあるカナダ証券法に基づき記載されています。このニュースリリースにおいて、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「見積もる(estimate)」、「かもしれない(may)」、「予定である(will)」、「すべきである(should)」、「意向である(intend)」、「信じる(believe)」などの用語および同様の表現が使用されている場合には、「将来予想に関する記述」であることを意味しています。「将来予測に関する記述」は、QSSないしBlackBerryが、自らの経験、過去の動向、現在の状況および予想される将来の動向についての認識、ならびにその状況において適当であるとQSSないしBlackBerryが考えるその他の要素を考慮して行う予測および仮定に基づきます。様々な事情により、実際のQSSないしBlackBerryの結果、実績または業績は、「将来予測に関する記述」における明文や示唆(Annual Report on Form 40-F(この写しはwww.sedar.comまたはwww.sec.govで入手することができます。)に含まれるブラックベリーの「Annual Information Form」の「Risk Factors」の項目に記載されているものを含みます。)と大きく異なることがあります。これらの要素は慎重に検討されるべきであり、読者はQSSないしBlackBerryの「将来予測に関する記述」に過度に依拠すべきではありません。ブラックベリーおよびQSSは、法律により義務づけられる場合を除き、新たな情報や将来の出来事等によるか否かを問わず、「将来予測に関する記述」を更新または修正することを意図しておらず、その義務を負うものではありません。QSSないしBlackBerryは、第三者の商品またはサービスのいずれについても責任を負わず、いかなる義務も負わず、いかなる表明、保証、承認も行いません。